今回はストレッチの重要性について話したいと思います。まずは、ストレッチをすることによってどんな効果があるのでしょうか。
@ 怪我の予防
A 血流・リンパの流れをよくする
他にも効果はありますが野球選手として、特に重要な二つについて述べたいと思います。
最初に@ですが、とても大事です。怪我してからでは遅いのです。
ストレッチをすることによって筋肉に柔軟性が出て関節の動く幅が拡がります。例えば足首をひねっても普段より関節が柔らかい為いつも以上に関節が拡がっても靭帯等を痛めることはありません。よって怪我を予防する事ができるのです。簡単に言うと赤ん坊が怪我しにくいのは(今までに捻挫は見たことがありません)体全体に柔軟性があるからです。
次にAは、血流・リンパの流れをよくすると筋肉に溜まった老廃物を流し新鮮な状態にする。いわゆる新陳代謝を高めると言うことです。老廃物には疲労物質も含むので疲れを早く取ることができます。また、脳への血流が促進されることにより、リラックスするとともに、気分も爽快になります。
主に@は試合中の効果でAは試合後の効果なので、ストレッチは試合の前後にやることを心がけてください。
ストレッチの方法ですが、ただ筋肉を伸ばすのではなく、ゆっくり呼吸をして伸ばしている筋肉を意識すると、より効果的なストレッチができるでしょう。
第三回「飛距離アップ〜その2」
※まずはその1から読んでください今回、飛距離を伸ばす為にトレーニングする筋肉は広背筋と大胸筋です。広背筋はボールが当ってから振り切るいわゆるフォロースルーの筋肉。大胸筋はバックスイングからインパクトまでの筋肉です。この二つの筋肉を鍛える事でスイングスピードが速くなります。
ここで注意しとく必要がありますが、広背筋は皆さんが知っている背筋と言うのがこれにあたります。しかし、昔から背筋を鍛えるトレーニングと言うのはうつ伏せで寝て上体を持ち上げて腰を反らすという方法ですが、これは主に脊柱起立筋と言う筋肉を鍛えていて広背筋にはあまり効果が有りません。しかも脊柱起立筋をあまり鍛えると腹筋とのバランスが悪くなり腰痛の原因となる恐れがあるので気を付けて下さい。
-広背筋-
1. 足を肩幅に開き背すじを伸ばして立つ。
2. チューブをループ状にして両手でつかみ、両腕をまっすぐに前に伸ばす。
3. ひじを曲げないで、胸の前で腕を広げる。この時に左右の肩甲骨をくっ付ける様なイメージで手首を反らさない様に注意する。戻す時もゆっくりと行なう。
-大胸筋-
1. 両手でチューブを握り適度な長さにして背中にまわす。
2. 肘を90度に曲げた状態から肩の高さと水平になる位まで脇を空ける。
3. この状態から腕をまっすぐ前に伸ばしていく。伸ばしきったときに腕がクロスしている状態になる様にする。戻す時もゆっくりと行なう。
※ 第一回のコラムで書いた“内旋運動”も大胸筋を鍛える事が出来るので同時に行ないましょう
このトレーニングを30〜40回出来るだけ毎日行ないましょう。
軟式野球でスイングスピードを速くしてしまうとボールをつぶしてしまいポップフライが多くなりますが、前回のコラムでの手首を鍛える事でボールを弾くのではなく、運ぶ事が出来るので飛距離を伸ばす為に広背筋、大胸筋、手首をセットとしてトレーニングを行なってください。