草野球団ハードライナーズ > 硬派列伝 > 本間 興二

8年目で達成した2つの快挙

01年には投手としても10勝をマーク
300試合出場、350安打。通過点とはいえ、チーム内では前人未到の大記録。達成が容易でなかったことが想像できる。
本間のHLデビューは創設二試合目。ダブルヘッダーの一試合目に代打での出場だった。同じ日の二試合目、いきなり四番を任されたがノーヒット。初ヒットを放ったのはそれから三週間後の試合。
この日、あわやホームランというあたりを二本たたき出したが、この年のヒットはこの二本のみ。しかし、この打球を目の当たりにしたチームメイトからは一目置かれる存在となる。
真価を発揮したのは翌年の開幕戦。この日四番で出場した本間は満塁弾を含む三安打。ここから次々と快打を飛ばすこととなる。チーム記録である55得点を挙げた試合では本塁打を含む7本のヒットをかっ飛ばした(これは今でも球団記録)
この年、投打に活躍した本間はMVPに輝く。以降、上田哲也に敗れた03年を除き5回のMVPに輝いている。02年からは主将という肩書きも付いてチーム全体を見回す立場になり、ますます存在感を示すこととなった。
プレーでお手本を示す、有言実行のスタイルで主将としての重責を淡々とこなしていった。常に「どうすれば上達できるか」を考えることをチーム内に浸透させた。また、試合後には飲み会を主催したり、ミスした選手にフォローメールを打つなどチームメイト一人一人に対する気配りも忘れなかった。

05年6月25日に通算200安打をマーク
「野球をする喜びをみんなに知ってもらいたい」本間が常日頃から口にする言葉だ。そして、やるからには上手くなってもらいたい。勝つ喜びをみんなで分かち合いたい。そんな切なる思いがあるだけに、言葉が厳しくなることもあった。それがチームへの、HL一人一人への愛情表現なのだろう。
昨年10月、通算300安打を本塁打で飾った。その前の試合で「打つ」と宣言しながら達成が出来ないという生みの苦しみを味わった後での達成。しかも本塁打という最高の形でのもの。喜びもひとしおだったに違いない。それから一年後に350安打を達成したことになる。単純計算すれば一年に50本のヒットを積み重ねていることになる。これはHLの試合ペースから見ればかなりのもの。
数字だけで見ても100二塁打、46本塁打などその功績は言い表せないほどだ。05年にいためた足首の状態が思わしくなく、満身創痍だがそれでも今シーズンもチームの三冠王(10/18現在)を突っ走る。ショート、四番、三冠王。プレッシャーは想像を絶するものであったに違いない。来期から木建に主将を譲ることを決意したが、重度のプレッシャーから解き放たれた今後、どのようなプレースタイルを見せてくれるかは注目の的である。