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04.04.23
走れハードライナーズ!!(理想のランナー編)
「野球人として、一番センスを感じるポイントは走塁です。」これは、先日、会社帰りに松澤と飲んでいるときに、最も印象に残った会話の中でのワンフレーズである。ちなみに、HLの他のメンバーは果たして野球人の何処の部分に一番着目してセンスを感じているのであろう?? もちろん、定義があるわけではない。ただ野球では、通常、走・攻・守を3拍子に例え、この3拍子を高いレベルで兼ね備えた選手が優秀とされている。特にその中でも、やはり攻・守の優れている選手が注目されることが多い。ただし、今回のコラムでは、あえてその攻・守の部分からの観点ではなく、走塁の部分だけをクローズアップして書いていきたい。
HLでは発足当時から走塁は常に大きな課題の一つに挙げられてきていた。何故なら、野球において走塁を行う場合、最も必要とされる要素が経験だからである。当時、野球経験の浅い選手達が多かったHLにとっては、正直、仕方のないことだったのである。しかし、HL結成から今年で5年目。HLの走塁は、技術・意識共に確実レベルアップされている、それもすごい勢いで。もちろん、レベルアップの要素のひとつは、なんといっても経験である。言いかえるならばHLメンバーの一人一人が、一試合一試合積み重ねてきた努力の結晶であろう。 それと、もうひとつなによりも大きな要素がある。それは、HL結成当初から常にプレーの中で走るということを自ら率先し実戦してきた、関口・長友・飯沼の3選手のおかげであろう。同時に、彼ら3人を抜きにして、HLの走塁のことはまず語れないであろう。個人的にも、どんな細かいプレーでも盗めたらという意識のなかで、彼ら3人のプレーを5年間ずっと観察してきた。もちろん、言うまでもなく3者3用にそのプレースタイルは違う。ただ、走るという観点から見たときには共通点が意外に多い。まずその一つは、やはり何といってもその豊富な経験である。言いかえるならば場慣れである。次に精神的な面からみると3人とも常に前向きに次の塁を狙っている。最後に、技術的な面でみると、3人ともストライド走法ではなく、短距離を走るのに適しているピッチ走法なのである。このような共通点も含めて、今度は個々のプレースタイルの特徴を自分なりに分析してみたい。
・盗塁
「盗塁において一番大切なことは何か?」と聞かれたら、皆はどのような答えを返しますか? 個人的には、ずばり度胸・勇気だと思う。得てして、ランナーにでたら「牽制がきたら・・、セカンドで刺されたら・・、いいスタートをきらなくちゃ・・」等という弱気の心理状態になってしまうのがほとんどである。しかし、長友さんだけは違う。とにかくずば抜けた度胸・勇気の持ち主である。相手投手の牽制がうまくても、捕手が強肩でも、どんな逆境の場面にたたされても、いとも簡単にスタートをきる。しかも初球から!とにかく、恐れ入る。もちろん、ちゃんと技術的な裏づけもある。長友さんの場合はリードを少し狭くして、まず牽制死の可能性を極力防いでいるのである。その安心感こそが長友さんの度胸・勇気に少なからずつながっているのであろう。個人的な盗塁の定義からいくと長友さんの盗塁こそが、これから自分がプレーヤーとして目指していく盗塁の形なのだと認識している。
その一方で、自分が監督の立場で盗塁のサインを一番出しやすい選手となると少し見方は変わってくる。ちなみに、自分が監督であったら迷わず飯沼君を指名するであろう。何故なら、3人の中でも盗塁のセンスが抜群に良いからである。その中でもなによりスタートが良い。言いかえるなら、投手との間合いの取り方が非常に上手い、もちろん、それがどんな投手であっても。だからこそ初球から!いとも簡単に走れるのであろう。特に、初対戦がほとんどのアマチュア野球ではかなりのアドバンテージになることは間違いない。同時に盗塁を途中でやめるタイミングも非常に上手いので、監督の立場から見たらとにかく信頼のおけるランナーである。これはあくまで私見ではあるが、飯沼君の盗塁は、経験・技術・度胸・勇気という枠を超えているように感じることが少なくない。それこそが、まさに生まれ持ったセンスなのであろう。
最後に、盗塁の経験・技術という面からみたら間違いなく関口さんが一番であろう。特に、関口さんの盗塁を見ていると「あ〜、現役時代に相当走りこんだんだな〜」って、5年前初めて見たときから、もちろん今でも、自分にはひしひしと伝わってくる。これも、あくまで私見になるが、関口さんの初球から!走れる勇気・度胸&スタートの速さの原点は、まさにそこにあるのではないかと確信している。 更に、盗塁だけではなく走塁も含めて見たら、個人的にも・監督の立場だとしても関口さんが一番理想のランナーである。
勇気・度胸の長友さん、センス抜群の飯沼君、経験・技術豊富な関口さん。とにかく、3人とも素晴らしいランナーであることは間違いない。
最後に、繰り返しになるが、個人的には彼ら3人とはHL結成当時から5年間ずっと、共にプレーをしてきている。しかし、これからも学べるもの、盗めるものがあったら今まで以上にもっともっと吸収していくつもりである。 今でこそ、チームの中でベテラン・ベテランと言われる存在になりつつある今日この頃ではあるが、これからも今まで以上に、お互いHLと共に、止まる事無く歩み続けていこうではないか!!
集中力(〜待ち望んだ大器の片鱗〜)
今回のコラムのタイトルは集中力ではあるが、まずは成長力という観点で話を進めていきたい。HLの中では、自分も含めて現役時代より野球が下手になったという感覚の人がほとんどであろう。まあ、物理的に当然の流れではある。しかし、ここで勘違いしないでほしいのは、その中でも確実に、そして着実に他の誰よりも成長している部分があるということだ。これは、HLメンバー全員にいえることだと断言できる。なぜなら、皆、誰よりも野球を上手くなりたいという気持ちを強く持っているからである。だからこそ、今皆は、自分自身が成長の途上にあることを強く認識していて欲しい。
そんな成長力に富んだHLの中にあっても、ひと際、すごい勢いで心技共に上昇カーブを描き続けている選手がいる。ずばり、マッチー(町田)である。彼の成長力はとにかく凄い。う〜ん、改めてとにかく凄い。 個人的には、前コラムで紹介させてもらった光岡君、佐藤と同様に入団当初から、とにかく強い可能性を感じていた。そして、当然期待もしていた。だからこそ、マッチーがゲーム中に中途半端なプレーをすると、人一倍腹がたったこともあった。しかし、先日の相模原での一本の打球を見て、いままでの自分の中でのもやもやが、すべて吹き飛んだ。それは、代打で出場したマッチーの痛烈なレフトへのヒットであった。 とにかく、一言感動した。正直、入団当初のマッチーは試合に参加しながらも、どこか上の空のプレーがちょくちょく目に付いた。しかし、最近ではダイヤモンドにいるときはもちろんのこと、ダイヤモンド以外のコーチャー・ベンチにいるときでも、常に積極的に声をだし、常に前向きにゲームに参加しているのである。だからこそ、それを証明するかのごとくに打ち放たれた、相模原でのマッチーの代打安打はとにかく自分自身の中で最高に嬉しかった。 そもそも、代打安打はプロでもそうそう簡単にできる芸当ではない。そしてなにより、集中力が常に兼ね備えられている選手だけがなせる業なのである。
最後に、マッチーはこれからも様々な部分でいままで以上に成長していくであろう。なぜなら、今コラムのタイトルに例えたように、まだ大器の片鱗をほんの少し覗かせただけだからである。更なる飛躍を!!
HLの課題 〜四死球編No2〜
今シーズン、HLは開幕から絶好調である。その中でも、さすがHL投手陣。しっかり立て直してきた。特に四死球の数が例年同様、ずば抜けて少なくなってきたことが大きなプラス要素であろう。比例して、開幕当初目立っていた守備陣の失策も自然に減ってきた。
そんな投手陣の中でも、今年は中原さんの活躍が特に目立つ。さすがに好調時程の切れはないものの、それでも投手としては当時と同様に、いやそれ以上に魅力のある投手になっている。 そして同時に、前半戦好調の立役者の一人であることも間違いない。