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04.01.22
ハードライナーズの強さとは!?〜バッテリー編〜
*正捕手への一番の近道
前回のコラムにおいては、HLの強さにおける最大の強調ポイントの投手陣(三本柱)について特集させてもらった。今回のコラムでは、その投手陣(三本柱)を常に陰から支え続けるチームの精神的支柱の捕手にスポットライトをあててみたい。まず野球においての捕手とは、確かに投手のような派手さは持ち合わせていないが、当然チームが強くなる上において絶対に欠かすことのできないポジションである。実際にプロ野球の世界においても正捕手がいるチームはそれに比例して確実に良い成績を残している。もちろん言うまでもないがここで強調しておきたい点は、ただ正捕手がいるチームが強いという事ではなく、その正捕手が常にゲームに参加しているという事が重要なのである。もう少し言い方を変えれば、常にゲームに参加している捕手こそが真の正捕手なのである。無論、ここまで述べてきた定義は、プロ野球の世界だけにおけるものではなく、野球界全体に共通して言えることであろう。 現実に、我がHLにおいても佐藤という素晴らしい正捕手が入団して依頼、丁度時期を同じくして、チームも飛躍的な躍進を続けてきた。それになにより、一年間のシーズンを通して、HLがコンスタントに安定した力を発揮できていているのは、いかなる時も佐藤が常にホームベースを守ってきてくれたからである、ということをここでは皆に再確認をしてもらいたい。同時に、個人的にも佐藤という捕手(選手)をとても高く評価している。過去に様々な捕手を見てきたが、その中においても佐藤はかなり高いレベルで勝負できる捕手である。何故ならば、佐藤は捕手として一番大切なものをしっかり兼ね備えているからだ。それは、ずばり性格である。具体的に言えば、投手に対しての思いやりの心を強く持っているということである。野球界においては時として理不尽なことがある。例えば、投手が相手打者を抑えた時、もちろん褒められるのは当の投手である。しかし、投手が打たれた場合、かなりの高い確立で怒られるのは当の投手ではなく、何故かサインを出した捕手だけである。無論、本当に捕手だけが悪い場合もあるので一概には理不尽とは言えないが、正直、捕手としてはたまらないのが本音であろう。しかし、佐藤の場合はこの一般的には理不尽と思われる事を、全く理不尽と感じていない。その証拠に、入団して以来これまで、佐藤の口から自分のリードを称賛することはもちろん、個人的感情からうまれる、投手の悪口や中傷を一言も聞いたことがない。正直、素晴らしいことである。このことからも分かるように、佐藤は本当に心から投手のことを思いやれる、珍しいくらいの投手優先主義の捕手なのである。もちろん、自己主張をする事も捕手として大切なことではある。しかし佐藤には、これからも常に投手の立場にたって物事を考えてあげられる捕手であってほしい。
最後に、昨シーズンの試合中、個人的に注意した回数が最も多かった選手は、間違いなく断トツに佐藤である。しかし、今シーズンも含めて現時点において佐藤に対して要求したいことはほとんどない。もちろん、それだけ佐藤が期待以上に向上してきてくれたからである。ただ将来的な期待を一つ述べるとするならば、佐藤には投手だけをリードする捕手ではなく、HL全体をリードできる捕手(選手)になってほしい。それこそが、真の正捕手であろう。