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03.11.20
ハードライナーズの強さとは!?〜バッテリー編〜
前回のコラムでは、野球に対する姿勢という観点からメンタル面を中心にHLの強さの根本的な部分に迫ってみた。今回のコラムではもう少し掘り下げてより具体的な角度からHLの強さに迫ってみたい。まず今現在、HLの強さの大きな要因一つに選手一人一人の安定感がある。ここでいう安定感とは、もちろん技術的なことも多分に含まれているが、その他にも、皆のゲームへの積極的な参加姿勢等も含まれていることも忘れないでほしい。その中でも特に我々HLが技術的・メンバー的にも最も安定しているのが、センターラインである。野球でいうセンターラインとはホームベースを中心とした投手・捕手・二遊間・中堅手のことである。勿論、言うまでもなくチームにとってこのセンターラインが充実しているということは、とても大きなアドバンテージなのである。今回のコラムでは、このセンターラインの最も中心にいるバッテリーについてせまっていきたい。
*エースを狙え!〜HL三本柱〜
まずHLの強さを技術的な観点から語る上で最も強調されるべきは、やはり何といっても投手力の充実であろう。今現在、我々HLには中原・上田剛・上田哲也(w上田)という3人の好投手がいる。3人とも皆それぞれに個性があり、それぞれに魅力のある素晴らしい投手である。HL結成から約3年、今まで数々の好ゲームを演出し続けてきたまさに立役者達であろう。
最初にとりあげる投手は、何といってもHL立ち上げ当初から抜群の安定感&存在感でチームを引っ張ってきた中原さんである。3人の中では一番投手らしい投手であり、投手としての総合力&経験値ではHL投手陣の中でも頭一つも二つも抜けた存在である。ここで個人的に中原さんの一番の長所をあげるとするならば、ずばり欠点が少ないということである。表現方法を少し変えれば、自分の中にある投手としての欠点(コンプレックス)をそのつど、何らかの形(努力)で補ってきたということである。その中でも、一つ具体的な例をとりあげるとするならば、やはり牽制の上手さであろう。この場合、サイドスローでピッチングフォームが大きくなりランナーに走られやすくなるという欠点を、見事、牽制の上手さで補っているのである。当たり前のことではあるが、人には皆何らかの欠点(コンプレックス)がある。更に、その欠点(コンプレックス)を長所に変えていくということは、そうそう容易なことではない。しかし、中原さんはその容易ではないことを野球人として、マウンドの上で実行してきたのである。今シーズンの中原さんの投球は決して万全なものではなかった。我々もはがゆいが、もちろん本人が一番はがゆいであろう。しかし、来シーズンも同じでは困る。不屈の闘志でエース奪還へ!
次の投手は、昨年から今年にかけて投打共にコンスタントに高いレベルで好成績を残してきた上田剛である。草野球の投手はプロの投手と違い、投球の他にも打撃が要求される。剛の場合はチームでもクリーンアップを打てる程の実力者である。やはり剛のように打てる投手はチームにとっても助かるし、なにより草野球の投手としてはかなりの武器になることは間違いない。肝心のピッチングの方では剛の場合、他の2人に比べて気持ちを表に出す投球をするタイプである。個人的にはこういったタイプの投手は好感が持てる。何故ならば、マウンドにいる投手の気持ちが後ろに守っている野手に純粋に伝わるということは、とても大切なことだからである。更に、剛には他の2人よりも最も勝っているポイントがある。それは、ずばり成長力である。剛は捕手から転向して約2年、正直当時の剛の投球からは考えられない程、今は投手として成長している。同時に、剛がこれまでと同じように向上心を持ち続けてプレーしていくことができれば、更に上を目指していけることは間違いない。成長の先にエースあり!
最後は、今シーズンHL投手陣の大黒柱としてフル回転してくれた上田哲也である。哲也の今年の活躍はただ一言、本当に素晴らしかった。同時に、投手としての成績&内容はどれをとっても、文句のつけようがないものであった。そして、一番評価すべき点は、なんといっても今年のHLの大切な試合のマウンドには常に哲也がいたということである。要するに今シーズン、チームの中で一番の信頼を受けていた投手は、ずばり哲也なのである。もう少し、ストレートにいうと今現在、HLのエースは哲也であるということである。今シーズン後半、哲也の投球に前半のような勢いが少し無くなっていた。しかし、一年を通して投げ続けた疲労からくるもので決して悲観するようなものではない。もちろん無理は禁物であるが、来シーズンも哲也には一年を通してHLのエースの座を守り続けてもらわなければ困る。そして、更なる飛躍を願いたい。不動のエースに!
簡単ではあるが、HL3本柱について、ここまで個人的な意見を述べてきた。ところで、皆さんにとってのエースの条件とはどのようなものであろうか!?同時に、今後のHLに必要なエースとはどのような投手なのであるか!?を一人一人じっくり考えてほしい。文中でも述べたが、個人的には今のHLのエースは哲也である。しかし、エースへのチャンスは他の二人にも十分ある。ただ、ここから先は当前ではあるが本人たちの気持ちの問題である。おそらく、「エースになりたい!」その気持ちを一番強く思った投手こそが、来シーズンのHLのエースの座に上り詰めているであろう。
次回の、コラムでは3本柱の女房役、捕手についてせまっていきたい。
■HLミニデーター 〜四球編〜
今シーズンの哲也は、94イニングを投げて四球がたった8個。平均すると約11、7回に1個の計算になる。中原さんの場合、今年まで3年間で252回投げて、四球は驚きの42個である。平均すると、約6回に1個の計算になる。互いの投手共に、1試合平均(7回)に直すと、四球を1個出すか出さないかの計算になる。常識的に考えても驚異的な数字である。おそらく、HL守備陣のエラーの数が少ないのも、まさしくこのような投手のリズムの良さがあってのものであろう。